2012年05月17日

分岐点


陶器の絵付けで最も悩むところは、
輪郭の表現に尽きると
私なりに考えています(^O^)

筆で描くのか、パステル風の線書きか、
あるいは輪郭そのものをつけないのか。
彫る、という方法もありますが、これは
生地の乾燥途中に、どの時点で行なうのかタイミングが難しいです。

現在は長くやっている、色鉛筆が主ですが
去年から、時間がかかるけど、白く抜く、という方法もやっていますo(^-^)o
日本には昔から、手ぬぐいや法被に使われる、「筒描き」という技法があります。
それで思いついたのですが、
調べたら、結構昔からやっておられる方がいらっしゃいますkao08

写真の薔薇のカップは、白抜きで描いたもの。

手間が多く、時間がかかるので、現在、きりん以外のお店には、
あまり置いてもらっていません(;^_^A

この作品を増やしていくのかどうするか。

このGWのお客様の反応でいろいろ考えました。

今が分岐点かも。


タグ :信楽

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Posted by りんりん工房 at 11:27│Comments(2)陶器つくりのこと
この記事へのコメント
今に 止まらず

常に前へ!の りんりんさん

今までも幾多の「分岐点」を通過されて来たのでしょう・・・

今回の「分岐点」のセレクト
りんりんさんに取って良い道のりになります様にと
ただ 願うのみ♪

手間が掛かる事 
素人の私にも 充分理解できる
最近の作風

私はとっても好き!です☆☆☆

 
Posted by 玲生1023 at 2012年05月18日 16:29
玲生さん、ありがとうございます!

線描きも、白抜きも、見た目そんなに変わらないかも~
でも、どうしても白抜きの方の値段はアップするし・・・と
悩んでいて、

でも、GWのお客様が、「こっち(線描き)しかなければ、
迷わずそれを買うけれど、これ(白抜き)を見てしまったからには
これでないと満足できません」とおっしゃって。
別のお客様もそのようにおっしゃって。

玲生さんに、手間がかかるとわかっていただいて
嬉しいです。

しばらくは、両方、ぼちぼちと続けて行けたら!(^^)
Posted by りんりん工房 at 2012年05月18日 23:02
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